肥満は体臭が臭くなるのか!?臭いを出さないようにするには

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太っている

太っている人の近くへ行くとなんか臭うことありますよね。

汗の臭いというより、脂の臭いというのかちょっと変な臭いがしてくることがあります。肥満体型の人は脂肪がついていますので、皮下脂肪が厚くなり体内の熱が外に出にくく、体温を下げようと汗が出てきてしまいます。更に、通常の体型ほ人よりも食事を多くとり栄養分を取りすぎている傾向があります。

そして、肥満の人の汗には乳酸が多く含まれています。これが、デブ臭と言われる独特な臭いで、普通の汗の臭いではなく脂が乗ったような独特なイヤな臭いが出てくるのです。

肥満はどうして臭うのか

肥満の人は『摂取カロリー>消費カロリー』になることで体に脂肪が溜まってしまいます。運動不足によって筋肉が少なくなり脂肪がついていることで、ちょっと動いただけで疲労物質である乳酸が溜まってしまいます。その乳酸は血液を周り酸っぱい臭いとなって体外へと排出されます。また、乳酸はアンモニアと結びつきますので乳酸と一緒にアンモニアも排出されることで、イヤな臭いとなってしまいます。

 

食べ物は要注意

食べ物注意肥満体型の人は、普通体型の人よりも多くの栄養を取り、栄養分が偏っている傾向があります。食べる量が多く、食べている時間も長いことが多いため脂肪が付きやすくなってしまいます。

摂りすぎに注意するもの

  • 揚げ物などの脂っこいもの
  • 味付けが濃いもの
  • 甘い物
  • 炭酸飲料
  • スナック菓子
  • ご飯+麺類などのダブル炭水化物

このような食べ物を多く摂りすぎると体の中に中性脂肪が溜まります。それにより、肥満体型となってしまい汗が出やすくなることで体臭の原因になります。食べるのは1日3回、朝昼晩にしてそれ以外の間食は摂らないようにして、スナック菓子や炭酸飲料なども控えるように食べ物には十分注意しましょう。

 

意識を変える

意識を変える肥満になるのは、体質的な問題もありますが、何よりも意識の低さによって起こる現象です。肥満の人の意識は好きなものを好きなだけ食べたい、運動はしたくない、このような考え方から肥満になってしまうのです。つまり、自分に甘い人が肥満になりやすい傾向があります。

肥満になると身だしなみもだらしなくなり、服装や髪型、エチケットなどにもこだわらなくなってしまいます。そのことから風呂に入ってもしっかりと体を洗わなかったりとだらしなくなっていきます。また、余りにも肥満になりすぎると、お腹の肉などで手が背中などに届かなくなってしまい、風呂に入っても全身が洗えなくなってしまい、洗えない部分から悪臭が発してしまうといったケースもあります。

肥満の人が全員こうではありませんが、このようになる傾向があり体臭が出やすくなってしまうのです。このように肥満の人は自分に甘い傾向がありますので、意識を変えて自分に厳しくすることで体質改善につなげていきます。

 

食べる物と量を変えて中性脂肪をつけない

肥満の人は脂っこい物を食べないと食べた気にならないと思いますが、これらも習慣になっていることです。普段からそのような脂っこい物ばかり食べているため、野菜などを食べても満腹感がなくご飯を食べた感覚になりません。また、食べる量も一般的な体型の人と比較すると多めに食べている傾向がありますので量を減らしてください。

先ずは肥満体型を解消することが体臭予防にもなりますので、できるだけ和食中心の食べ物に変更し量も少なくするようにしましょう。

摂った方が良い食材

  • 玄米
  • ブロッコリー/キャベツ/ほうれん草/アボガド
  • きのこ
  • コンニャク
  • トマト
  • 生姜
  • 赤身肉や鶏肉

このような食材はダイエットする時などにも食べる食材なので、中性脂肪がつきにくくなります。肉は豚肉を控えて、赤身だけの肉や鶏肉を食べるようにしましょう。できるだけ、野菜や魚などを積極的にとりお腹を満たすようにすることで、臭いの出にくい体質へと変わっていきます。

 

運動して体を動かす

運動運動して脂肪を燃焼させるには、ウォーキングや軽いジョギングなどの有酸素運動が効果的です。1日10分歩くだけでも効果がありますので実践してみましょう。これによって筋肉がつき脂肪がつきにくい体になっていきます。

運動することで汗腺から汗が出てきます。汗は血液に含まれている水分を吸い取りその際にミネラルも一緒に出てきます。汗腺が正常であればこのときにミネラルは戻され、水分だけが汗となりますが、運動などをしていない場合は汗腺が衰え、血液から出した水分とミネラル両方を汗として分泌してしまいます。これにより、皮膚常在菌がミネラルを好み繁殖しやすくなるため、臭いの原因になってしまいます。

このように、汗腺が衰えると汗を出した時に臭いを出やすくなりますので、普段から運動をして汗を流し汗腺を休ませないようにすることで臭いを抑えることができるのです。

 

体をキレイに洗う

体をキレイに洗うというとゴシゴシと力強く洗うというイメージですが、それでは逆効果になります。

体を洗う時の注意点

  • シャワーは40℃以下にする
  • 洗う前は十分かけ湯をする
  • 手で洗う

このような注意点があります。シャワーはちょっとぬるいと感じるかもしれませんが、40℃以下に温度設定します。あまり熱いお湯で洗い流すと肌のバリア機能の皮脂まで洗い流してしまいます。

体を洗う前にはシャワーでも良いので全身にかけ湯をして体をうるかします。これによって汚れが取りやすくキレイになります。

手で洗う洗う時には、タオルやスポンジなどを使用すると肌を傷つけてしまいますので、素手で洗うようにします。石鹸やボディソープを十分に泡立たせて優しく全身を洗うのが最もキレイになる洗い方になります。

最後はシャワーでしっかりと石鹸やボディーソープの泡をきちんと洗い流してください。流し残しがあるとそこから背中のニキビなんかの原因になってしまいます。

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肥満は体臭が臭いまとめ

肥満になると汗が出やすく体から臭いが出てきます。また、その汗には乳酸が含まれていてそれが皮膚常在菌のエサとなり皮脂が分解されること悪臭になってしまいます。

肥満の人は食べる物が脂っこいものが多く、食べる量も多くなります。それでいて運動はしないので、汗腺が衰えて急に動いた時に汗が出てきます。汗腺が衰えないように普段から運動し汗腺から汗を流す習慣をつけましょう。また、風呂での体の洗い方は手で優しく洗うようにして、洗いすぎないことがポイントです。

これにより、汗の臭いが抑えられて汗をかいても気にならなくなってきます。汗の臭いを抑えることで周りの人も臭いと思わなくなり、周りの目も気にせずに汗を流せます。

肥満の人はまず、有酸素運動によって筋肉をつけることで脂肪がつきにくい体になりますので、軽い運動を行い食事も今までよりも少ない量で我慢することで理想の体型にすることができます。

理想な体型になることで臭いも出なくなり良いことだらけです。

理想の体型を手に入れ、汗臭くない若かった頃のように爽やかな自分を取り戻しましょう。







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