布団が臭い!こんな時にはどのような対策をしたら良いの?

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布団が臭い

布団が臭いと感じることはありますか?布団は自分の臭いなので臭いとなかなか気が付きにくく、実際寝ている時に汗をかき毎日同じ布団で寝ていますのでかなりの臭いがしているのです。

毎日毎日寝ているので、鼻が慣れてしまい無臭と思っている人が多くいますが、他人からするとかなり臭いというのが現状です。普段から頻繁に布団を干したり、シーツやカバーを頻繁に洗濯しているのであればそんなに臭いませんが、しばらく同じシーツやカバー、布団を使用し続けていると、体からの臭いが移っていき臭いを放っています。

そんな臭い布団について、臭いの原因や臭いを取る方法について紹介していきたいと思います。

なぜ布団が臭くなる

布団が臭くなる原因は主に2つの要因が考えられます。

  • 汗た皮脂による臭い
  • カビやダニによる臭い

このような2つの要因が考えられますが、実際に汗や皮脂、ダニなんかは目に見えにくいので布団についているかどうかも気がついていない人がほとんどです。それぞれの要因について詳しく見ていきたいと思います。

汗や皮脂による臭い

寝ている時は布団にくるまり体温も温まっている状態で、その中で寝返りなどを無意識で行っていますので自然に汗が出てきてしまいます。

パジャマを着ているからといっても、1日寝て出る汗はコップ1杯分の量と言われるくらい汗がでていますので、パジャマに浸透して布団まで汗が染み込んでいきます。

布団は汗を吸収して何日も同じ状態なので、極端な話し毎日同じ靴下を履いているのと同じような状況になっているのです。足と体とでは違うと思うかもしれませんが、足の汗も汗自体は臭くはなく雑菌が繁殖することで臭いを出しているのです。

皮脂も汗と混ざり布団に浸透していきます。汗や皮脂だけならそれ程臭いがしませんが、そこから雑菌などが繁殖していきますので臭いがくさくなります。

カビやダニによる臭い

汗の湿気によってカビが発生し、汗や皮脂をエサにしてダニが寄ってきて繁殖していきます。ダニは2週間洗っていないシーツから2000匹検出されることも分かっており、布団内には数万から数十万のダニが潜んでいるのです。ダニは高温多湿のところを好みますので布団の中は最も良い環境になるわけです。

中でもチリダニという種類のダニが最も多く、寿命は2から3ヶ月程度、その間に100個の卵を生むため、どんどんダニが繁殖して増えていくわけです。そのダニが皮脂などをエサにして糞をするため臭いの原因になってしまいます。

カビも同様に常温で皮脂などを栄養とし、湿度が80%以上になると最も繁殖しやすいですが、15%くらいから繁殖することができます。なので、汗で湿った布団なんかはカビが生える最適な環境になります。

 

臭くなった布団はどうする

次に臭くなってしまった布団の臭いを取る方法について紹介していきます。臭いがつく要因については前項で紹介したように、汗や皮脂、カビやダニによる影響なので、布団をキレイにしなくてはいけません。

布団を天日干しする

布団を天日干しするのが良いとされていますが、布団を天日干しできる家に住んでる人も少なく、今はアパートやマンションにひとり暮らしという人が多くなっています。天日干しできる人は天日干しをして日光で乾燥させてダニを死滅させてください。ただし、日光に当ててもダニは日陰側に隠れてしまいますので、日に当たる方を定期的に変更しながら布団を叩きダニを落としていきましょう。

布団専用クリーナーで掃除する

布団専用クリーナーで掃除することで、布団内が通気されて乾燥し、更にダニを吸い込む効果があります。

普通の掃除機でもダニを吸い取ることはできますが、布団用のクリーナーを使用することで、細かいホコリも叩き出し、UVを出してダニを死滅させる効果があります。また、温風も出てきて布団を乾燥させて、熱でダニを死滅させることができるのです。ですので、できるなら普通の掃除機ではなく布団用のクリーナーの方がしっかりとダニを取ってくれますので、準備しておきましょう。

参照布団クリーナーおすすめランキング|ダニとホコリが取れるのはこれだ!

乾燥機をかける

布団乾燥機をかけて、湿気を飛ばして更に、ダニを死滅させます。天日干しができないという人は布団を乾燥機にかけ、50℃以上20分以上でダニは死滅しますので、乾燥とダニに効果的です。

布団乾燥機はこちらの乾燥機が人気機種になっています。布団乾燥機でしっかりと加熱・乾燥させることで、カビ取り、ダニにお死滅、除湿が行えますのでしっかりと乾燥させてダニを死滅させましょう。乾燥機をかけた後はダニが死滅していますので掃除機をかけるようにしましょう。

参照布団乾燥機おすすめランキング|ダニや湿気をしっかり撃退!

こまめに洗濯する

シーツや枕カバーなど洗えるものはこまめに洗うようにしましょう。洗剤を選ぶ時は脂質分解成分が含まれている洗剤で洗うときれいになります。

  • セルロース分解酵素(セルラーゼ):綿生地などの繊維に染み込んだ凝れを落とす
  • タンパク質分解酵素(プロテアーゼ):皮膚表面の角質汚れを落とす
  • 脂質分解酵素(リパーゼ):人の皮脂腺より分泌4される皮脂汚れや植物汚れを落とす

このような洗剤を選び洗濯します。また、臭いがキツい場合は重曹につけ込んでから洗うことでキレイに汚れを落とすことができます。重曹の量は水200mlに対し小さじ1杯の重曹を入れ、1時間ほど漬け込んでから洗うことでキレイに汚れや臭いを落とすことができます。

消臭スプレーで殺菌

ダニよけの寝具用消臭スプレーで布団を消臭します。ファブリーズとかでも構いませんが、できれば寝具専用のスプレーの方が消臭効果が期待でき、ダニの予防にもなります。

参照布団の消臭スプレーおすすめランキング|汗や皮脂の臭いを抑る必需品

 

布団が臭いまとめ

布団が臭うのは寝ている時に出る汗や皮脂が原因で臭いが発生します。

汗が出ることで布団が湿り、カビやダニが発生することでイヤな臭いが出てきます。臭くなった布団は天日干しで干し乾燥させてダニを取り除きましょう。天日干しができない場合は、布団に掃除機をかけて、乾燥機によってダニを死滅させます。

洗える物は1回/週くらいで洗うようにして寝具を清潔に保つようにしてください。

それでも臭いが取れない場合は、スプレーをして消臭しましょう。

布団は毎日はいるものですので、臭いにおいがすると体に移ってしまいます。しかし、自分のにおいであるため、くさいことになかなか気が付かずにそのまま臭い状態の場合があります。

普段から清潔にして、イヤな臭いをさせないようにケアしましょう。







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