脇の臭いを抑える効果的な制汗剤|注意点と成分の作用で選ぶ

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脇の臭いを抑える

生活習慣を整えて、食生活に注意して臭いが少なくなっても、どうしても脇の臭いは出てきてしまいます。

そんな時に最も手軽に臭いを抑える手段としては、制汗剤を使用することで臭いを抑えることができます。しかし、制汗剤にも種類が豊富で、形状や中の成分が各商品により異なりますので、どれを使用したら臭いがなくなるのか、使用してみないと分からないという所が、制汗剤選びで難しいところです。

せっかくお金を出して購入したのに全然臭いが治まらないのでは、ただのゴミになってしまいます。そうならないためにも事前にしっかりとした情報を入手しておき選ばなくてはいけません。

 

制汗剤の使用での注意点

注意点制汗剤を効果的に持続させるには、脇がキレイな状態の時に使用しなければなりません。

ほとんどの人は朝起きて、仕事に行く前につけるという人が多いと思います。それはそれで問題ありませんが、脇の臭いがしてからつけているという方は、効果が薄れてしまいますので、臭いがしてからつける場合は、脇の下を清潔にしてからつけるようにしましょう。

効果を商品によって異なってきますが、臭いがキツイからといって大量に使用してしまうのは皮膚表面の常在菌を死滅させ悪玉菌が増えて臭いが逆にキツくなる場合もあります。また、皮膚のかぶれやかゆみの原因になりかねませんので、適量にしてつけすぎには注意してください。

皮膚が荒れたりすると、しばらく制汗剤の使用ができなくなってしまいます。そうなると何もつけないで出勤なんてしたら、臭いがプンプンして周りの人からもイヤな目で見られることになります。

使用する標品によっては自分の肌に合わない成分が含まれている可能性があります。その場合も皮膚がかぶれたり、かゆみが出てきたりします。そうなったら、速やかに使用を止めて別の商品を選定するようにしてください。

 

制汗剤は成分の作用から選ぶ

成分から選ぶ制汗剤選びは中の成分がどのような作用・効果があるのかが最も重要になります。

多汗症の人が殺菌効果の制汗剤を使用しても意味がありませんし、ワキガの人が汗を抑える作用しかないものだけだと臭いは軽減されますがしっかりと臭わなくすることはできません。

それでは、制汗剤の主な作用について見ていきます。

制汗作用

制汗作用とは汗を抑える作用になります。この作用はタンパク質を変性させて汗腺を縮めることで発汗を抑える作用です。収れん剤と呼ばれる成分が含まれているものが制汗効果の高いものになります。これによって汗が出にくくなりますので、多汗症の人は汗が出にくくなり、ワキガの人も汗が出にくくなることで臭いを抑えられます。

収れん作用のある成分

  • 塩化アルミニウム
  • クロルヒドロキシアルミニウム
  • ミョウバン
  • 酸化亜鉛

消臭作用

消臭作用は臭いを出さなくする作用になり、ワキガ体質の方はこの効果の高いものを選ぶ必要があります。消臭作用にも主に2つに分類されています。

雑菌作用

殺菌することで皮膚表面の常在菌の分解を防ぎ臭いを出さなくする作用になります。デオドラントとかAG(銀)などはこのような殺菌作用のある成分が含まれた制汗剤になります。

殺菌作用のある成分

  • 銀(AG)
  • 重曹(炭酸水素ナトリウム)
  • イソプロピルメチルフェノール
  • 緑茶乾留エキス
  • 塩化ベンザルコニウム

中和作用

中和作用は他の良い香りを出すことでワキガ臭を消す作用があるものです。多汗症の場合はこの成分で汗臭さを紛らわすことができますが、ワキガ臭の場合は他の臭いと混ざり合い余計にキツイ臭いになってしまう場合があります。

吸収作用

吸収作用は出た汗を吸収させる作用があるものです。パウダースプレーとかはこの部類で吹きるけると粉状に脇の下に付着し汗を吸収する効果があります。多汗症の人には皮膚表面のちょとしたパウダー程度では意味がなく、ワキガの人にとっても効果は薄いので、脇の臭いが軽度の人向けになります。

 

制汗剤は形状から選ぶ

形状で選ぶ制汗剤にも色々な形状が出ています。形状が違うことでぬり方が異なりますので使いやすいのか使いにくいのかの違いになってきます。

液体タイプ

液体タイプはビンなどに入った容器から、手やコットンなどに乗せてから脇に直接塗る使用方法になります。汗や臭いが出る前に使用し、塗る時は液体なので指の間から垂れたり、塗る時に手から垂れたりする場合がありますので使用しにくいですが、効果の高い商品が多くあります。殺菌・消臭効果のある商品が多くワキガの人向けです。

クリームタイプ

クリームタイプはチューブなどの容器に入ったクリーム状の制汗剤を手に取り、脇に塗っていく使用方法になります。汗や臭いが出る前に使用し、塗る時はクリーム状なので手から落ちることもなくまんべんに塗ることができます。現在主流になっていて、塗りやすく効果も高い商品が多くあります。制汗も消臭にも効果がある商品が多く、多汗症にもワキガにも対応している商品が多くあります。

ロールオンタイプ

ロールオンタイプは容器の先端が塗れるようにコロコロと回る形状になっていますので、手などに取る必要がなく取扱やすくなっています。汗や臭いが出る前に使用し、塗る時は液状になっていますので先端を若干下向きにしないとロール部分に液体が付着しません。直接塗ることができますので使い勝手は良い制汗剤です。制汗・消臭効果の多い商品が多く多汗症・ワキガの人でも対応した商品が多いです。

スティックタイプ

スティックタイプは、ノリの固形スティックのような形状をした制汗剤です。汗や臭いが出る前に塗り、塗る時はスティックノリのようにクルクル回すと固形になった制汗剤が出てきますので、そのまま脇に塗りつけます。固形なのでぬらさったかが分かりにくいですが、直接塗ることができますので使い勝手は良いです。制汗・消臭効果が高いものが多く、多汗症・ワキガの人にも対応した商品が多くあります。

スプレータイプ

スプレータイプは、スプレーで脇に吹き付けるタイプになります。汗や臭いが出る前に使用し、使い方はそのまま脇にスプレーするだけなので最も取扱が簡単な制汗剤です。制汗・消臭・吸収とバランスが取れた配合のものが多くありますが、効果は薄いので多汗症やワキガの人には不向きで、ちょっと脇の臭いが気になるという程度の人にはスプレータイプが良いでしょう。

シートタイプ

シートタイプは、シートに含まれた制汗剤を塗るようにつけます。汗や臭いが出てから使用し、使い方は脇の汗を拭き取ると同時に制汗剤を塗りつけるように使用します。制汗・消臭の効果は余り期待できませんので、多汗症やワキガの人には不向きで、脇の臭いが軽度の人向けです。

 

効果的な制汗剤は

具体的にどのような製品を選べば効果的なのか、薬局などで市販されているのではいまいちという人向けに、通販で購入できる効果的な制汗剤を紹介していきます。

ネオテクト

ネオテクト

ネオテクトはクリーム状の制汗剤で、ワキガ・多汗症・加齢臭に効果のあるデオドラント剤になります。

  • 殺菌作用
  • 収れん作用
  • 消臭作用

このような3つの効果が期待できます。特に臭いによる殺菌効果が99.999%のデータもあり、皮膚の常在菌を抑える効果が期待でき、汗を抑え臭いを消臭する効果が期待できます。

 

ハイネス

ハイネス

ハイネスには、シメン-5-オール・フェーノールスルホン酸亜鉛・柿タンニン・茶エキス・ワレモコウエキス・ヨクイニンエキス・シャクヤクエキスの消臭成分がふんだんに使用され、消臭効果が抜群にあります。

1日1回ぬるだけで1日中効果が持続しますので、脇の臭いが気にならなくなります。

 

 

脇の臭いを抑える制汗剤のまとめ

制汗剤の選び方と、どんな商品が効果的なのかを紹介しました。ドラッグストアーなどでも売っていますがいまいち効果がないものが多いのが実情です。

購入するにも何かちょっと恥ずかしいですし、安いのは安いなりの効果してでません。

選ぶうえで重要なのは、どのような成分が含まれていて、どのような形状だと使用しやすいのかが重要になります。また、ワキガの臭いがキツイ場合は臭いがついた制汗剤だと、制汗剤の臭いとワキガ臭が混ざり合い余計に変な臭いになってしまいますので、無香料タイプがおすすめです。

効果はできるだけ持続しやすいものを選ぶようにして、スプレーなどは効果が薄いので、クリーム状か液体状のものが制汗・消臭効果の強いものが多くあります。しかし、効果が強いものは肌への刺激も強いので、肌荒れやかゆみなどの異常がでた場合は速やかに使用を止めるようにして、別な商品に変えてみましょう。

制汗剤選びで臭いがしっかりと抑えることができます。これから脇の臭いを気にしなくて良い生活を送り、明るく活発に活動してみてはいかがでしょう。







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