しっかりシャンプーしているのにフケが出るときの正しいヘアケア

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頭皮のトラブル

しっかりシャンプーしているのに、頭皮が臭ったり、フケが出たり、かゆみがあったりなどトラブルが起こることがあります。トラブルの原因は、雑菌の繁殖や過乾燥、過剰な皮脂の分泌などによって起こります。

シャンプーもこだわった物を使用してシャンプーのやり方も正しく行っているのに、臭いやフケが出てしまうとどうしたら良いのか困ってしまいます。

参照頭皮頭皮の臭いをなくすには正しい成分のシャンプー選びから

髪の毛をかき上げたら、フケがポロリ・・・黒い洋服を着ていたら肩のところに白いフケが・・・なんて経験があると思います。こんな状況はみっともないですし、早く何とかしたいと思いますよね。

このような頭皮のフケによるトラブルが起こる原因について知っておきましょう。

なぜフケが出るのか

頭皮のトラブルで多いのがフケですが、フケはそもそもどのようになった場合に出てくるのでしょう。

フケは頭皮にある皮膚のターンオーバーによって角質が剥がれ落ちた物がフケになります。皮膚は常にターンオーバーを繰り返し新しい角質に変わっていきます。正常な状態であれば少量の角質が除々に剥がれ落ち、シャンプーによって洗い流されるために、それ程気になることはありません。

しかし、何かの原因によってターンオーバーの周期が乱れてしまうと、皮脂のターンオーバーのサイクルが乱れてしまい、急激に角質が剥がれ落ちることで目立つフケとなって出てきてしまうのです。ターンオーバーが乱れる原因については主に2種類あり、それぞれの特徴はこのようになっています。

 

フケが出る原因は2つのパターン

フケが出る原因には以下の2つのパターンがあります。

フケが出る原因

  • 脂性フケ
  • 乾性フケ

この2つに分けられます。2つの状況はそれぞれ異なりフケの種類によって対策も変わってきますので、自分がどちらのフケが出ているのかを知っておかなければ間違った対策をしかねません。

それでは、それぞれの特徴について見ていきたいと思います。

脂性フケとは

脂性フケ脂性フケとはどのようなフケか、脂性フケには以下の特徴があげられます。

  1. 皮脂が過剰に分泌されて出るフケ
  2. フケにベタつきがあり、大きめの固まったようなフケ
  3. 頭皮がベタつき、臭いも出ているフケ

このような3つの特徴があり、脂っぽいフケの場合は脂性フケになります。

脂性フケの原因

脂性フケの原因は、頭皮から出てくる皮脂が過剰に分泌される場合や、皮脂が洗い落とせずに残ってしまった場合に起こります。皮脂は頭皮を守るバリア機能がありますので、なくてはならない物なのですが、過剰分泌されるのも良くありません。過剰に分泌すると毛穴の詰まりの原因になったり、酸化することでターンオーバーの乱れや臭いの原因にもなってしまいます。

皮脂が過剰に分泌される原因としては以下の原因が考えられます。

体質による原因

肌がベタつきやすい人や脂性の人など、思春期の時期は体質によって皮脂の分泌が過剰になりやすく皮脂量が多くなります。

食事による原因

偏った食事をとっていると頭皮の皮脂が多くなります。揚げ物や甘い物など脂肪や糖分は皮脂の分泌を多くさせてしまいます。

洗髪による原因

シャンプーをする時に正しく洗っていない場合や、シャンプーの洗浄力が弱く皮脂が洗い落とせていない場合あh、頭皮に皮脂が残ってしまい頭皮の皮脂が過剰になってしまいます。

乾燥による原因

シャンプーのし過ぎや、洗浄成分が強すぎると皮脂を過剰に落としてしまいます。そうなると、頭皮は皮脂は不足していると認識してしまい頭皮から自然に皮脂が大量に分泌されてしまいます。

このような4つの原因が考えられます。フケが脂っぽい場合はこれらに注意することで脂性フケを抑えることができます。次に乾性フケについて見ていきます。

乾性フケとは

乾性フケ乾性フケとはどのようなフケなのか、乾性フケには以下の特徴があげられます。

  1. 皮脂が少なすぎて頭皮が乾燥することで出てくるフケ
  2. パサパサの粉状の細かいフケ
  3. 頭皮がカサついている場合に出てくるフケ

このような特徴があります。頭皮が乾燥している時に出てくるフケが乾性フケになります。

乾性フケの原因

乾性フケの原因は、洗髪によって皮脂が取り除かれ過ぎた場合や外気の乾燥によって頭皮が乾燥してしまう場合などに発生します。頭皮の皮脂分泌が少なすぎると頭皮のバリア機能を果たす皮脂が少ない状態になり、頭皮の水分が蒸発し乾燥してターンオーバーによるフケが出てしまう場合があります。

頭皮が乾燥してしまう原因は以下のような原因が考えられます。

体質による原因

生活習慣の乱れによる寝不足や、加齢による体質の変化によって乾燥してしまう場合があります。

季節による影響

冬場は外気の湿度が乾燥し、その影響によって肌も乾燥しやすくなります。外気が乾燥していると肌の水分が奪われてしまい、更に冬場は外気が低くなりますので新陳代謝が乱れ皮脂の分泌量が減り頭皮が乾燥しやすくなります。

紫外線による原因

帽子などをかぶらないまま外に出ると頭皮に直接紫外線を浴びることになり、頭皮にダメージを与えてしまいます。ダメージにより頭皮のバリア機能が低下し頭皮の水分量を保つことができなくなってしまい乾燥する原因になります。

洗髪による原因

シャンプーの洗い方や、洗浄効果の強い成分のシャンプーを使用してしまうと、頭皮の必要な皮脂までもを洗い落としてしまい乾燥の原因になります。また、洗髪する時の温度が高すぎると脂分を落としやすくなりますので頭皮が乾燥する原因になってしまいます。

 

フケから起こるトラブル

フケを放置してしまうと、フケをエサにして雑菌が繁殖してしまい頭皮環境が悪くなってしまいます。頭皮の環境が悪くなることで、かゆみや臭いの原因になってしまいます。かゆみが出た場合は、頭皮をボリボリと掻いてしまい、頭皮に傷がついてしまい炎症を起こしてしまう場合もあります。

このように、たかがフケと思い、そのままにしておくとフケ以外の頭皮トラブルを引き起こしかねません。

 

フケが出るときの正しいヘアケアまとめ

しっかりとシャンプーをしているのにフケが出てしまう場合があります。このような場合は、先ず自分のフケはどのようなフケであるのかを知っていないと、真逆の対策をしてしまい逆効果になりかねません。

脂性フケの場合は、頭皮が脂っぽくなっていますので脂が出ないようにケアをしていかなければなりませんが、乾性フケの場合は、頭皮が乾燥していますので、脂を出すようにするのが正しいケアになります。

参照今話題!頭皮トラブル対策なら【ナチュルプ】(頭皮のフケ・かゆみ・臭い)

頭皮のトラブルはそのままにしておくと違ったトラブルを引き起こしかねませんので早めに対策することで、トラブルの拡大を最小限に抑えることができます。

フケが出ると気になっている人は、正しいヘアケアをするようにしましょう。







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